この先に見えるもの

教育関係で社会人ひよっこ。ツルツルのたまごが思う日々のこと。

朱印帳と写経について

女性の間で流行っていますね。朱印帳



そもそも朱印とは
寺社仏閣で、神職様やお坊さんにお願いすると頂ける神社の名前、ご本尊の名前、日付やその場所のハンコなどを押してもらえるもののことです。

その朱印を集めるための「朱印帳」(集印帳などともいう)は、各お寺や神社でオリジナルのものが発売されており、その手帳に書いてもらうことで日本全国津々浦々の朱印を集めることができます。

書き手によっても個性があるし、神社によっても書風や雰囲気も違います。

連綿線を左右に幅広く振るような現代風のデザイン、楷書で厳格に書かれているデザイン、力の抜けた流麗な草書のデザインなど、本当に様々。

最近ではいろいろなお寺、神社で手軽にもらえるところが増えましたが、本来御朱印はただ集めるだけのものではありません。

そもそも朱印をもらうには

今でこそお金を払うともらえることが多い御朱印ですが、本来はそれだけではありません。


本来、朱印というのは、そこのお寺や神社で「写経」をし、その写経を何のためにしたのか願いを込め、読経をしてもらいそこのお寺や神社に収めた証としてもらうものだったのです。


写経をする意味

写経でよくあるのは「般若心経」ですので、これからはそれで統一します。

最初から最後まで写経をしたことがある人は、どれほどいるのでしょうか。
最近はペン字や筆ペンの練習に写経を!というテキストなんかも出ていますね。



写経の目的は、上手に書くこと、早く書くことなんかではありません。


そのお経の意味をしっかりとかみしめ、心を落ち着かせながら、静かな空間で精神を統一することだと思っています。


だから、へたくそでも、最悪敷き写しでも最初はいいのです。



そして、写経をしたら最後のほうに「為」と書くところがあります。
ここには、何のために写経をしたのか、どんなことを願うのか、などを書きます。

例えば「為 家内安全」「為 大願成就」 「為 ○○(祖先の戒名)」などなど。



その願いをかなえるために、心を無にしてお経を書き写します。





朱印帳をしている方には、一度でもいいからお寺で写経をし、それを読経してもらい、お寺や神社に収めてから、その証として朱印をもらうという手順を踏んでほしいなと思っております。


朱印をもらうことの意義

御朱印はそれぞれの神社仏閣で様々な工夫がされていて、季節の期間限定ものや、数量限定の色付きデザインなんかをがしているところもあります。(THE 商業)


最近はそういった珍しい朱印を、オークションで売り出すケースが相次いでいるみたいです。


この方の記事でも書かれていました

そういったニュースを見ると、せっかく現地に行ったのに手に入らなかった人の気持ち、さらに、書き手としてその朱印のデザインを乱れることなく書き続けるという、神業のようなお仕事をしている人たちの気持ちを考えてしまいます。


そして、そんな他人がもらったものを高い値段で落とす人がいることにもちょっとびっくり。


何のための御朱印なのかなーと。スタンプラリー的な、収集癖の一つのような感覚なのでしょうか。




ままま、あまり「御利益がー、、」というのを信じるほうではないのですが、朱印集めは素敵な趣味だと思います。

だから、せっかくやるなら一度でもいいので写経納めからやってみてほしいなーと思います。

最近あんまり筆を持っていないなーという方にも、書に触れなおすいい機会になるはず!
文字ハードルが高いなら、今は筆で仏さまの姿をかく「写仏」もあるのでぜひチャレンジしてみてください。

結構写経ができるところはたくさんあるみたいです。


どこの回し者でもありませんし、朱印集めもしていない私からのお知らせでした。